稗田小校区内にある和菓子の美吉堂さん。お店で使われている「スプーン印の砂糖」のベルマークを集めて、稗田小に持ってきてくださっています。数をかぞえ、ホッチキスでまとめて持ってきてくださっていて、とても助かっています。学校応援委員会の子どもたちに美吉堂さんの貢献を伝えたところ、子どもたちからのお礼の手紙を預かりました。その手紙とPTAからの感謝状を持って、お話を伺ってきました。
ベルマークを集めたのはいつごろからですか?
以前は業務用の大きな袋の砂糖を使用していました。1・2年前より少し割高なんですけれど、一般に売られている砂糖に変えたんです。で、ベルマークついているなーって気づいて。
切って、洗って、まとめておくのって、結構手間ではないですか?
ベルマークを集めるの、結構ハマってて、これもすぐに慣れました!
実は私もちょっとハマってて。子どもたちに持っていきたいって言われると、親も意識するようになりますね。意外なものについているのを見つけたときは、ちょっとテンション上がります。
そうそう、子どもたちの方が意識が高くて。七夕やお月見なんか、学校で聞いてくるから、そのときそのときに願い事を書いたり、お月見団子がいるよねって。大人は日常に流されてそんな意識がない(笑)
ベルマークも、集めることで自分たちが使っているものに変わっていることを知ってるから、学校に持って行きたいって思うんでしょうね。
なるほど。子どもたちにもっとベルマーク運動のことを伝えていったら、今以上に集まるかもしれませんね。これからも、ベルマーク運動の推進、頑張ります!
話は変わりますが、美吉堂さんはどれくらいやっているんですか?
92年になります。店長である父、私たち姉妹、それぞれの主人、そして子どもと、みんな稗田小学校出身です。
すごいですね!
父はPTAもしたことがあります。そのときくらいに、稗田太鼓ができたんですよ。当時、学校にあった楠の木を、校舎建て替えの際に切らないといけなくなって。当時の校長先生がその木を何とか利用できないかっていうことで、太鼓を作ったみたいです。それが稗田太鼓の始まりのようですよ。
そうだったんですね。初めて聞きました。そういう由来があったんですね。毎年受け継いでいる稗田太鼓、そういうことも伝えていけたらよいですね。
今日は素敵なお話を聞かせていただいて、ありがとうございました。